【産業用の遠隔制御装置】多様な現場におけるSMARTIO活用事例

SMARTIOは、接点信号を用いて設備機器をインターネット経由で遠隔制御できる産業用の装置です。後付けでも導入しやすく、さまざまな現場で活用されています。
様々な業界でSMARTIOをご利用いただいています
製造業
生産現場の各種設備や機器の遠隔監視・操作にSMARTIOが活用されています。現場に足を運ばずに機械の電源管理やライン設備のON/OFF制御が可能になり、作業効率の向上や人的負担の軽減に役立てていただけます。

複数制御盤のマグネットスイッチを一括で遠隔操作
現場に行かずにクラウド経由で複数の制御盤のマグネットスイッチを一括で操作したり、電源の状態を手元で確認ができます。また、現地の押しボタンと併用することで、「現地操作と遠隔操作の両方に対応した構成」が可能です。
物流・倉庫
人手不足により、車両用のゲート付近に警備員を常駐させることが難しい場合でも、遠隔操作によって少人数でも対応可能な施設運営の省力化を実現しています。

車両用のセキュリティゲートの遠隔操作で人手不足に対応
複数箇所の車両ゲートを少人数で管理可能になります。従来は手動で開閉をおこなっていたゲートでも、スマートフォンからの簡単操作。
公共インフラ
災害発生時には、SMARTIOを用いて水門の開閉操作を遠隔で行うことができます。危険な状況下で現場に赴くリスクを回避することが可能です。

災害発生時の水門・電動ゲートの遠隔操作
近年の気候変動により、台風や集中豪雨といった災害が増加し、各自治体には災害発生時の迅速かつ安全な対応が毎年求められています。
建設・工事
資材置き場や工事現場など、警備が難しい広域エリアの防犯対策として、各種センサーとSMARTIOを組み合わせた導入が進んでいます。外周警備の防犯システムとして運用することが可能です。

防犯対策が難しい場所へ手軽に防犯システムを導入
赤外線センサーによる侵入検知をメールで通知することができます。 SMARTIOとLTE通信モジュールを組み合わせれば、手軽に広大な敷地の外周警備が可能になります。
テレビ、映像制作
SMARTIOを活用することで、カメラのスイッチャーをスマートフォンから操作できるようになり、現場にいなくてもカメラの切り替えが可能となりました。タイムスイッチ機能(スケジュールタイマー機能)を利用した定期的な固定カメラの自動切り替えや、ライブ配信での活用も進んでいます。

カメラのスイッチャーをスマホで遠隔操作して切り替える
テレビや映像制作の現場で編集室やコントロールルームにあるスイッチャーに繋ぎ映像やカメラの切り替えをスマートフォンやPCから行うことができます。
レジャー・スポーツ
事務所や自宅から、グラウンドやテニスコート、体育館、駐車場など、遠く離れた場所にある施設の照明の点灯・消灯をおこないます。施設で働くスタッフの移動時間が削減され、業務の負担軽減で省力化にも繋がります。

【産業用】グラウンドや駐車場などの屋外照明を遠隔操作して省力化
屋外照明、看板照明、投光器などへSMARTIOを後付けし、点灯・消灯をスマートフォンで遠隔地から操作が可能になります。
SMARTIOとマグネットスイッチを活用した配線図・回路図の例

【マグネットスイッチの遠隔操作】電磁接触器とSMARTIOの接続例 – ON/OFF押しボタン
SMARTIOとON/OFF押しボタンを併用することで、現地では直接操作、遠隔ではクラウド経由でマグネットスイッチを操作できる構成例です。
SMARTIOの特徴

- 設置は電気工事のみ。設定はPC/スマホからWebブラウザでプログラミング不要
- 操作者の登録(ID / パスワード)や、操作ログが記録されて安心
- タイムスイッチ機能で、所定の時間でON / OFFするスケジュール設定が可能
操作画面アプリの開発は不要
スマホでもWebブラウザ上の管理画面から、操作画面の作成を行うことができます。ご利用にあたりアプリ開発は必要ありません。

後付できる遠隔操作・設備制御で省力化を
昨今の人口減少に伴う人手不足を背景に、多くの業界で遠隔操作や設備制御などのテクノロジーの導入が進んでいます。業務の安全性向上や省力化を図るため、SMARTIOのようなIoT機器の活用が注目されています。
こうした機器を導入することで、運営者の負担軽減はもちろん、利用者にとっても快適で安心な施設運営が実現しやすくなります。複数拠点や多様な設備の一元管理など、現場ごとの課題に応じたSMARTIOを活用したソリューションのご提案も可能です。詳細はお問い合わせください。