緊急時に備えた避難所の遠隔解錠
災害発生時、鍵の管理者が現場に直接急行できない状況でも、緊急避難先である体育館や公民館のドアの電気錠を、SMARTIO(スマーティオ)を介してスマートフォンやパソコンのWebブラウザから遠隔で解錠・施錠することが可能になります。
鍵の所有者も被災者になる可能性
大規模な災害が夜間や休日に発生した場合、鍵を保持している市職員や施設管理者自身が被災する可能性があり、避難所の解錠や開設が遅れてしまうことも考えられます。
SMARTIOによる電気錠の遠隔解錠と、従来の物理的な鍵を併用することで、非常時に避難所が迅速に開設されないという不測の事態への備えになります。
※停電時の通電時施錠や通電時解錠の電気錠は、アンチパニック機能で室内からはドアノブやハンドルを回すだけで扉を開けることができます。
想定される設置場所
公民館
体育館
集会場
既存の電気錠に後付けで設置可能
通電時施錠や通電時解錠など、既存の電気錠に後付けで遠隔解錠の機能を追加することが可能です。屋外に災害時用のキーボックスの設置が困難な場所でも、SMARTIOなら室内に設置し、外から鍵の制御を行えます。
非常用ボタンなども追加できる拡張性
SMARTIOは、入力用と出力用にそれぞれ4ポートずつ備えています。たとえば、入力ポートに非常用ボタンを接続すれば、ボタンが押された際に管理者にメールで通知を送ることが可能です。
現地の電気錠の状態をメール通知
SMARTIOはポートへの入出力を検知した際に、通知メールを送信する機能を備えています。また、デバイスの通信状態を常時監視し、異常が発生した場合は即座に関係者へ通知することもできるため、利用頻度が少ない施設の防犯対策としてもご活用いただけます。
設定や操作はWebブラウザで
Webブラウザ上の管理画面から、ポートの設定から操作画面の作成までを行うことができます。SMARTIOをご利用いただく際にアプリの開発は必要ありません。
その他の活用事例
SMARTIOの接点入出力は様々な機器に対応。防犯対策や、照明設備の遠隔操作にもご利用いただけます。
防犯対策が難しい場所へ手軽に防犯システムを導入
防犯センサーの検知をメールで通知 赤外線センサーによる侵入検知をメールで通知することができます。 SMARTIOとLTE通信モジュールを組み合わせれば、手軽に広大な敷地の防犯対策システムを構築し、外周警備が可能になります
遠隔から屋外照明を点灯して省力化
屋外照明、看板照明、投光器などへSMARTIOを後付けし、点灯・消灯をスマートフォンで遠隔地から操作が可能になります。