カメラのスイッチャーをリモート操作、スマホで切り替える

SMARTIO(スマーティオ)は接点を遠隔操作できる装置です。
テレビや映像制作の現場では、編集室やコントロールルームのスイッチャーの接点端子に接続することで、映像やカメラの切り替えをスマートフォンやPCから操作できるようになります。
既存の機材構成を変更することなく、スタジオ外からスイッチャーを遠隔操作できるため、制御部分のリモートプロダクション化を後付けで実現できます。
スタジオの外や移動中でもカメラのスイッチング操作を可能に
例えば、番組で屋上からの街の様子とスタジオ内の映像を切り替える場合、SMARTIOをスイッチャーに接続しておけば、編集室やコントロールルーム、移動中継車などから、スマートフォンを使ってリモートでスイッチャーを制御できます。
現場の状況に合わせてタイミングよく映像を切り替えられるため、現地に人員を配置したり移動する手間を削減でき、より効率的な運用が可能になります。
定点カメラのスケジュール管理も

定点カメラの映像管理において、例えば昼間はカメラA、夜間はカメラBの映像を使用するなど、スケジュールに応じたスイッチング操作が必要な場合にもSMARTIOで対応できます。
SMARTIOには、指定した時間や曜日ごとにスイッチャーを自動操作できるスケジュールタイマー機能(タイムスイッチ機能)が備わっています。この機能により、特定の日時に異なるカメラアングルや映像へ自動で切り替えることができ、手動操作の手間を省き、効率的かつ確実な映像管理が可能となります。
SMARTIOの特徴

- 設置は電気工事のみ。設定はPC/スマホからWebブラウザでプログラミング不要
- 操作者の登録(ID / パスワード)や、操作ログが記録されて安心
- タイムスイッチ機能で、所定の時間でON / OFFするスケジュール設定が可能
ランニングコストゼロの運用も可能
SMARTIOは、既存のスイッチャーが備える接点入出力端子に接続できるため、遠隔制御のための機材導入コストを抑えることが可能です。
また、ローカルネットワーク内での利用であれば、ランニングコストは発生しません。初期投資のみで、スイッチャーの遠隔操作を実現する構成を導入できます。
インターネット経由でカメラのスイッチャー操作も
SMARTIOクラウドのライセンスを購入すると、固定IPやVPN設定の不要で、手軽に安全にインターネット経由でのSMARTIOの操作を行うことができます。
さらに、Microsoft Azure IoT HubとAPIを活用することで、管理画面のカスタマイズや既存システムとの連携も実現し、多拠点展開なども柔軟に対応可能です。
簡単な操作で誰でも使える

SMARTIOは操作や設定の手軽さも特徴の一つです。特別なアプリケーションをインストールする必要はなく、スマートフォンやPCのWebブラウザから管理画面にログインするだけで、直感的に操作できます。
SMARTIOの詳細情報や購入方法については、SMARTIO公式サイトをご覧ください。
製品カタログもこちらからダウンロードいただけます。